【３９歳 AMH0.16からの治療開始】
また39歳という年齢もあって、ちゃんと妊娠できるのか、治療に耐えられるのか、心配でたまりませんでした。
不妊治療を始めるとき、不安でいっぱいだった私。特に私はAMHが０．１６と極度に低い状態だったので、いきなり体外受精からのスタートととなり手術に対する恐怖でいっぱいでした。
しかし、いざ治療を開始するとここまで思い悩む必要は全くなく、最終的には前向きに治療に取り組み2人の娘を授かることができました。
【通院を決めるまで～「私に妊娠できるのかな？」という不安の中で】
「もう年齢的に無理かもしれない…」
「AMHが低いって言われたけど、どうしたらいいの？」
そんなふうに悩みながらも、私は母になりたいという気持ちをずっと捨てきれずにいました。
結婚したのは38歳。
そこから妊活を始めたものの、なかなかうまくいかず、不安ばかりが募っていきました。
血液検査の結果、「AMHは0.16」――
聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。
50代相当の卵巣年齢だと言われ、「もう自然妊娠は難しいかもしれない」と医師からも告げられました。
それでも私は、あきらめたくありませんでした。
いろんなクリニックを調べたり、不妊治療を受けた方のブログやYouTubeを見たりして、少しずつ心の準備を進めていきました。
そんな中、私は大阪・心斎橋にある「春木レディースクリニック」で治療をスタートすることにしました。治療を開始したら上記の不安はすぐに吹っ飛び、通院も楽しみになってきました。その経緯についてご紹介します。
【病院選びの理由】
・高齢出産に強いと先生がすすめてくれたこと
・病院の公式サイトで「痛みの少ない治療を目指している」と書かれていたこと
・妊娠実績の高さに安心感を持てたこと
【治療開始の不安と実感】
通院が始まる前は、体外受精って非常に怖いものと思ってました。
不安すぎて、毎日ネットやYOU TUBEで体験談を調べまくってました。
でも実際に治療が始まってみると、先生や看護師さんがいつも親身で的確なアドバイスをくれるので、少しずつ「私も妊娠に近づいている」と実感できるようになり、前向きに治療に取り組むことができるようになりました。不安に感じていた通院もいつの間にか楽しみになっていました。帰りに御堂筋の銀杏並木をみながら心斎橋から難波まで歩いて帰ることも今から思えばいい気分転換になっていたのかもしれません。
【通院の様子】
人気のある病院なので、毎回待ち時間はありました。
担当医制ではないものの、毎回きちんと情報共有されててスムーズに診察が進むので、不安はありませんでした。
わからないことがあれば、その場でしっかり答えてくれる点も、信頼できるポイントでした。
先生のことは本当に信頼していたので、「言われた通りにやってみよう」と決めて治療に臨みました。
自己注射も初めてのことだったけれど、看護師さんがわかりやすく教えてくださって、家でもスムーズにできました。
お腹に針を刺す…と聞くと怖そうに思うかもしれませんが、実際はびっくりするほど痛くなくて、「思ってたより全然いけるな」って安心したのを覚えています。
【採卵と受精のリアル】
私はAMH値が0.16とかなり低くて、卵子がなかなか採れにくいタイプです。
奇跡的に5個採れたときもありましたが、最終的に凍結できたのは2個だけということも。
そんなときは、たくさん採れる人はいいなぁと落ち込むこともありました。
でも前の病院の先生が言ってくれた「1個でも採れたら充分や」という言葉を思い出して、前向きな気持ちで治療を続けました。
【移植と着床の悲喜こもごも】
初めての移植では、グレードの高い初期胚が採れたので、期待も大きかったです。でも、結果は着床せず…。 期待していた分かなりショックでした。やはり私は母親にはなれないのかと落ち込みました。しかしゆっくり落ち込んでる暇もなく次の採卵へ。
今度は同じグレードの胚盤胞が2つ採れて、先生からも「これは期待できますよ」と言われました。このとき私は、「絶対この子たちの母親になる！」と心に誓ったんです。
【妊娠判定と出産まで】
次の周期で胚盤胞を移植した結果、陽性反応が出ました！
先生から「妊娠おめでとうございます」と言われたときは、嬉しくて診察室で泣いてしまいました。
当時私は39歳で出産予定日には40歳になっています。高齢妊娠＝リスクがあるとわかっていたけど、不思議と不安はなくて 「絶対無事に出産できる！」と信じていました。
次の章では妊婦生活についてご紹介します。
【まとめ】
不妊治療って、始めるまでは本当に怖いです。でも後から振り返ると怖がるものでは全くありませんでした。
信頼できるクリニックと前向きな気持ちがあれば、確実に道は開けていきます。同じように悩んでいる人がいたら、少しでも希望を感じてもらえたら嬉しいです。
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