図書館で借りた4歳と2歳の子どもが喜んだおすすめ絵本を紹介。実際の反応やおすすめポイントも詳しく解説します。

今月の図書館絵本レビュー
今月も図書館で絵本を2冊借りてきました。今回は世界と日本の民話のご紹介です。
4歳と2歳の娘が実際に読んで、何度も「もう1回!」とリクエストしてくれたお気に入り絵本を紹介します。
季節のテーマや寝る前の読み聞かせにぴったりな本ばかりです。
1冊目『てぶくろ』(原作:ウクライナ民謡/出版社:福音館書店)
対象年齢:3歳〜8歳
ジャンル:民話

あらすじ
世界的に有名な絵本。動物達が次々に雪の中に落ちた手袋に入るシンプルなストーリー。
- 4歳 → 図書館に行けば「借りる」と言ってお気に入りの絵本。何回読んでも狭い手袋に動物達が入っていくのが面白いようで、興味深々。
- 2歳 → たくさんの動物達がでてくるので、不思議そうに眺めてます。
おすすめポイント
- 私が子供の頃からある絵本で、懐かしさもあり娘達に読み聞かせしています。
- 動物の名前を覚えやすい。
- 何匹入ったか数える練習ができる
- 「仲間にいれてあげる」優しさを学べる
2冊目『ももたろう』(著者:松居 直/出版社:福音館書店)
対象年齢:3歳〜8歳
ジャンル:日本の民話

あらすじ
日本昔話の王道。むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
川で洗濯をしていたおばあさんのもとに、大きな桃が流れてきます。家に持ち帰って割ってみると、中から元気いっぱいの男の子が飛び出しました。二人はその子を「ももたろう」と名づけ、大切に育てます。
やがてももたろうは立派に成長し、村人を困らせている鬼を退治するため旅立つことを決意。道中で出会った犬・さる・きじを仲間に加え、力を合わせて鬼ヶ島へ向かいます。
果たして、ももたろうと仲間たちは鬼を倒し、村に平和を取り戻すことができるのでしょうか?
子どもの反応
- 4歳 →鬼の登場で「こわい〜!」とドキドキしながらも、最後まで集中して聞いていた。
- 2歳 →内容は理解してないが、ページをめくって楽しんでいた。
おすすめポイント
日本昔話の王道ストーリー
「桃から生まれた男の子」「鬼退治」「仲間と協力」など、日本人なら誰もが知る物語を、改めて子どもに伝えられる。
仲間との協力を学べる
犬・さる・きじと力を合わせて鬼を倒す姿から、協力の大切さを自然に感じ取れる。
迫力のある絵
赤羽末吉さんの絵は力強くて印象的。鬼の怖さやももたろうの勇ましさが子どもに強く響く。
まとめ
世界と日本の昔話を読み比べてみて
今回読んだ 『てぶくろ』(ウクライナ民話) と 『ももたろう』(日本の昔話)。
どちらも子どもたちに大人気で、読み聞かせすると年齢ごとに違う反応を見せてくれました。
『ももたろう』
日本昔話の王道で、勇気や正義感、仲間と協力する大切さを感じられる冒険物語。鬼が登場する迫力ある場面ではドキドキしながらも、最後にはスカッと楽しめる。4歳以上の子には特におすすめ。
『てぶくろ』
動物が次々に手袋へ入っていくユーモラスな展開で、1歳でも笑えるくらい分かりやすい。繰り返しのリズムで、数や動物の名前も自然と覚えられる知育要素もたっぷり。冬にぴったりの一冊。
また子供がハマったオススメの本をご紹介します。
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